こんにちは!M.Bトレーナーです!
前回は栄養の中で糖質についてお話しましたが
今回は食物繊維についてお話していきたいと思います!
食物繊維の種類
食物繊維という言葉は健康に意識が高まっている近年、よく耳にするかと思いますが
食物繊維の中でも実は2種類あることはご存知でしょうか??
一つは水溶性の食物繊維です。
水溶性食物繊維とはその名の通り水に溶ける食物繊維で粘性が高く
溶けることでドロドロのジェル状に変化します。
ドロドロ状になると小腸や大腸内をゆっくりと移動し
糖質やコレステロールなどの栄養の吸収を緩やかにする作用があります。
結果として血糖値上昇も緩やかになり内臓や血管の負担を軽減します!!
また、発酵性もあるため大腸内でのビフィズス菌などを増やし
腸内環境を整えてくれます!
もう一つは不溶性の食物繊維です。糸状のものが多く
水溶性の反対で水に溶けずに水分を吸収して便の量を増やす作用があります。
大腸が圧迫され蠕動運動が活発になり排便が促されます!
食物繊維の食品
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![](https://mountain-boook.com/wp-content/uploads/2023/05/water-gd77f1f151_640.jpg)
水溶性の食物繊維を多く含む食品
・昆布、ワカメなど海藻類
・果物
・里芋
・大麦、オーツ麦
不溶性の食物繊維を多く含む食品
・野菜
・豆類
・キノコ類
・甲殻類
食物繊維の摂取量
日本人の食事摂取基準(2020年版)では1日当たりの「目標量」として男性では21g以上、
女性では18g以上を推奨しています。
しかし近年の報告では1日当たりの平均摂取量は14g前後とされています。
つまりほとんどの人が目標量に達していないことになります!
原因としては白米が手軽に摂れるようになったことで玄米や精米されることでの栄養素の不足
他には野菜の摂取量が減少傾向にあることが挙げられます。
過剰摂取は栄養素の吸収阻害や下痢、便秘を起こす可能性がありますが
基本的には少し意識して摂る必要があるかと思います!
まとめ
先ほども述べましたが近年は食物繊維の摂取量は不足傾向にあります。
徐々に運動の文化が進みジムの全国的な普及などは進んでいますが
体は日々の食事から作られていることは間違いありません。
キノコや海藻など手軽な食品を取り入れることで腸内環境を整えることは
他の栄養成分の消化・吸収にも良い影響を与えてくれます。
今回の内容を読んで日々の食生活を見直すきっかけになれればと思います!
以上、M.Bトレーナーでした!
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